暑い夏でも「冷房で体が冷える」「エアコンで肌が乾燥してる気がする…」と感じていませんか?
実は、夏の冷えは体調だけでなく、肌の調子にも影響を与えることがあります。
そんなときは、お風呂で温まる習慣をつけてみませんか?
お風呂でしっかり体を温めることで、冷え対策はもちろん、美肌づくりにもつながります。
毎日の習慣にちょっとしたお風呂時間をプラスして、内側からキレイを目指しましょう。
お風呂習慣での「3つの秘密」とは
夏の冷え対策に役立つ、お風呂でできる簡単&効果的な3つのポイントをご紹介します。
・内側からしっかり温める
→ 冷房や冷たい飲み物で冷えた体を、湯船でじんわり温めて血行促進。くすみや乾燥を防ぎ、美肌に。
・ぬるめのお湯&リラックスで質のよい睡眠へ
→ ゆったりとした入浴でリラックスすると、自律神経が整って、肌の回復力アップに◎。
・入浴中&後のケアでうるおいキープ
→ 毛穴が開く入浴中に美容グッズ、入浴後はプレマスクや保湿で、ぷるんと透明感のある肌へ。
今日はこの3つをポイントに、夏のお風呂タイムでできるやさしい美容ケアをご紹介します。
夏の冷えが肌に与える影響とは?
2-1. 夏の肌くすみ、実は「内側の冷え」が原因かも?
夏は暑さ対策で冷房の効いた部屋に長時間いることが増え、これが体の内側、「内臓」を冷やしてしまう原因になることも。
内臓が冷えると血の巡りが悪くなり、肌に栄養や酸素が届きにくくなります。その結果、肌がくすんだり乾燥したりして、なんとなく元気がない印象に。
そんな「内臓の冷え」を防ぐには、温かい食事を選んだり、夏でも湯船にしっかり浸かるなど、日頃から体を温めることが大切です。
お風呂で体の芯から温まると、血行もよくなり、肌の調子も整いやすくなります。
夏こそ「内側の冷え」に気をつけて、透明感のある健康的な肌をキープしましょう。
2-2. 冷えが引き起こす肌のゆらぎにご用心
体が冷えると、肌トラブルが起きやすくなります。たとえば、乾燥やくすみ、ニキビなども冷えが関係していることがあるんです。
体の内側が冷えて血行が悪くなると、肌がくすむだけでなく、皮脂バランスも乱れやすくなり、毛穴が詰まりやすくなることでニキビの原因にも。
冷房の効いた室内などで寒さを感じたら、カーディガンやストールなどで肌を冷やさない工夫をすることが大切です。
ちょっとした冷え対策で、肌トラブルを防ぎ、健やかな肌を守りましょう。
夏の冷え対策で美肌を保つ方法
3-1. 夏こそ「三首」ケアで美肌を守ろう
首・手首・足首の3か所は「三首」と呼ばれ、皮膚のすぐ下に血管があるため、とても冷えやすい部分です。
とくにこの三首が冷えると血流が悪くなり、肌のくすみや乾燥につながることも。そのため、夏でも三首を温める習慣を取り入れましょう。
たとえば、首を温めると血行がよくなり、肩こりや頭の重さが軽くなることもあります。
また、手首や足首を温めることで全身の巡りがよくなり、代謝もアップ。
おすすめは、ネックウォーマーやリストバンド、足首ウォーマーを使うこと。手足を温かいお湯で軽くマッサージするのもよいでしょう。
3-2. 夏にやさしい飲み物の選び方
暑い日には、つい冷たい飲み物に手が伸びてしまいがち。
ひんやりして気持ちいいのですが、飲みすぎると体の中から冷えてしまい、血のめぐりが悪くなることもあります。
そんなときは、常温のハーブティーや白湯を取り入れてみてはいかがでしょうか?
体をやさしく温めて代謝をサポートし、肌の調子を整えるのに役立ちます。
特に、ジンジャーティーやカモミールティーはリラックス効果もあり、心も体もすっきりします。
入浴で夏の美容をサポートする方法
4-1. ぐっすり眠るための、お風呂のベストタイミング
心地よく眠るためには、お風呂に入るタイミングがとても大切です。とくに、寝る1〜2時間前の入浴が理想的とされています。
お風呂で体が温まると、その後の自然な体温の低下が眠りを誘いやすくしてくれます。寝つきが悪いと感じている方にもおすすめの習慣です。
また、お湯の温度は38〜40度くらいのぬるめが◎。熱すぎると逆に目が冴えてしまうこともあるので注意しましょう。
入浴後はゆったりとした時間を過ごして、心も体もリラックス。自然な眠りにつながり、お肌のコンディションも整いやすくなります。
4-2. お風呂時間をもっとリラックス。入浴剤のやさしい力
入浴剤を使うと、リラックス効果がアップして夏の美容にも役立ちます。
おすすめは、香りで心をほぐすアロマ系の入浴剤。ラベンダーやカモミールの香りは、ストレスで肌が気になる方にぴったりです。
また、ミネラル豊富なバスソルトは汗をかきやすくし、体の老廃物を流すのに役立ちます。
炭酸ガス入りの入浴剤は血行を良くして、肌のくすみも改善してくれます。
自分の肌や体調に合った入浴剤を選んで、毎日のバスタイムを心地よい美容時間にしましょう。
入浴中の美容習慣で美肌を手に入れる
5-1. お風呂時間をもっとキレイに♪ 防水美容グッズでお手軽エステ
防水タイプの美容グッズを使えば、バスタイムが手軽なエステタイムに変わります。
フェイスブラシやマッサージ機器などは、お風呂で使える人気アイテム。
毛穴が開いている入浴中に使うことで、汚れが落ちやすくなり、美容効果も高まります。
たとえば、フェイスブラシなら古い角質をやさしくオフして、くすみのない明るい肌へ。
マッサージ機器は顔や首の筋肉をほぐし、すっきりとした印象に整えてくれます。
毎日のバスタイムを、美肌づくりの時間にしてみませんか?
5-2. お風呂あとのひと工夫でぷるん肌♪ プレマスクでうるおいケア
お風呂あとの肌は毛穴が開いてやわらかく、保湿ケアにぴったりのタイミング。
このときにプレマスク(※)を使うと、うるおい成分がしっかり浸透して、乾燥しがちな夏の肌もしっとり整います。
とくに、エアコンや紫外線で「ちょっとカサついてきたかも…」と感じる方におすすめです。
ヒアルロン酸やコラーゲンなどが入ったマスクを選ぶと、うるおい効果もアップ。
使用後は、肌に残った美容液を軽く手でなじませると◎。翌朝の肌の調子がぐんと良くなります。
※プレマスクとは、保湿ジェルパックを指します。化粧水や美容液を塗る前に使用し、肌を潤いで満たすジェル状のマスクです。
夏の美容と冷えに関するよくある質問
6-1. 夏の冷えに効くおすすめの食材とは?
夏でも体が冷えてつらい…そんなときのおすすめは生姜。紅茶やスープに加えるだけで、体をポカポカにしてくれます。
また、かぼちゃや人参などの根菜は、体を温めるだけでなく、美肌にも◎。
さらに、味噌や納豆などの発酵食品も冷え対策に効果的。腸内環境を整えて、体調やお肌の調子もサポートしてくれます。
普段の食事にこれらの食材を取り入れて、やさしく冷え対策をしてみてください。
6-2. 夏の入浴での注意点はありますか?
夏のお風呂時間を快適に過ごすためには、いくつかのポイントに気をつけることが大切です。
これまでのご案内の通り、お湯の温度は40度以下が目安。熱すぎたり長く入りすぎたりすると、体が疲れたり、逆に冷えてしまうことも。
入浴は15〜20分くらいがちょうど良いリラックスタイムです。
また、入浴後はしっかり水分補給を。汗をかいたあとは脱水になりやすいので、こまめに水を飲みましょう。
体を拭いたあとは、保湿も忘れずに。冷房や汗で乾きやすい夏の肌には、クリームやオイルでのケアがおすすめです。
まとめ:夏の美肌にやさしい、あたたかなお風呂習慣
夏の冷えは、美肌にも影響します。体が冷えると血行が悪くなり、肌のくすみや老けた印象につながることも。
お風呂の入り方を見直すだけで、そんな悩みが和らぐかもしれません。
多くの人が、夏でも体を温める大切さを感じているでしょう。
今日から、ぬるめのお湯にゆったりと浸かる習慣を取り入れてみませんか?
ちょっとした工夫で毎日が変わり、美容にも嬉しい効果が期待できます。
前向きな気持ちで続ければ、理想の自分に近づけます。