「運動したほうがいいのは分かっているけれど、そんな余裕はない。」
そう感じているワーママは多いのではないでしょうか。
仕事、家事、育児と毎日を回していると、帰宅する頃にはもう体力が残っていないこともあります。健康のために運動をしようと思っても、「ジムに通う」「ランニングをする」と考えると、ハードルが高く感じてしまいます。
でも実は、ワーママの場合、がんばる運動を無理に増やす必要はありません。
大切なのは、運動量を増やすことよりも、体を整える動き方を取り入れること。忙しい毎日でも続けやすい「ちょうどいい動き方」を知っておくと、体の疲れ方が変わってきます。
ワーママは思っている以上に体を動かしている
ワーママの一日は、意外と体を使う場面が多いものです。
朝は子どもの支度や朝食作り、洗濯。通勤での移動や仕事中の立ち座り。帰宅後は夕食の準備や片づけ、子どものサポートなど、細かな動きが一日中続きます。
こうした日常の動きも、立派な身体活動です。
「運動していない」と感じていても、実際にはかなり体を動かしている生活を送っている人も少なくありません。そこに急に激しい運動を加えると、かえって疲れがたまってしまうこともあります。
だからこそワーママにとっては、体を整える動きを少し足すくらいがちょうどいいのです。
ワーママにとっての「ちょうどいい動き方」
体を整える動き方とは、ハードなトレーニングではありません。日常生活の中で、固まりやすい体をゆるめたり、軽く動かしたりすることです。
例えば次のような動きです。
・朝に軽く体を伸ばす
・通勤のときに少し早歩きをする
・寝る前に肩や腰をほぐす
こうした小さな動きでも、血流がよくなり体のこわばりが和らぎます。長い時間を取らなくても、数分の動きでも十分意味があります。
「運動をする」というより、体をリセットする時間をつくるという感覚に近いかもしれません。
忙しいワーママにおすすめの動き方
忙しい毎日の中でも取り入れやすい動きを、3つ紹介します。
朝のストレッチ
朝は体が固まりやすい時間帯です。起きたあとに軽く体を伸ばすだけでも、体が動きやすくなります。
おすすめは、両腕を上に伸ばして背伸びをするストレッチ。深呼吸しながらゆっくり伸びると、体が目覚めやすくなります。
肩をゆっくり回す動きも、朝のこわばりをほぐすのに効果的です。2〜3分でも体が軽く感じられることがあります。
少しだけ早歩き
通勤や買い物のときに、いつもより少しだけ速く歩いてみましょう。
歩幅を少し大きくして、腕を軽く振るだけでも体の使い方が変わります。特別な時間を作らなくてもできるので、忙しい人でも続けやすい方法です。
「今日は少し速く歩いてみよう」くらいの軽い気持ちで取り入れると、無理なく習慣になります。
夜のリセットストレッチ
一日が終わる頃には、肩や腰が疲れていることも多いものです。寝る前に軽く体を伸ばすと、体の緊張がゆるみやすくなります。
背中を丸めて伸ばすストレッチや、股関節をゆっくり回す動きは、座りっぱなしの疲れをほぐすのに役立ちます。
スマホを見る時間の一部をストレッチに替えるだけでも、体の感覚が変わってくるかもしれません。
体を動かしたほうがいいサイン
次のような変化を感じるときは、少し体を動かすと楽になることがあります。
・肩や首がこりやすい
・体が重く感じる
・座りっぱなしの時間が長い
・なんとなく疲れが抜けにくい
こうしたときは、長い運動をする必要はありません。5分ほど体を伸ばしたり、少し歩いたりするだけでも体の感覚が変わることがあります。
「しっかり運動しなきゃ」と思うより、体を少し動かしてみるくらいの気持ちで十分です。
運動は「続けられること」がいちばん
健康のためには運動が大切と言われますが、忙しいワーママにとっては理想的な運動量を完璧にこなすことは現実的ではありません。
それよりも大事なのは、続けられる動き方を見つけることです。
・朝に少し体を伸ばす
・通勤で少し速く歩く
・夜に体をゆるめる
このくらいでも、体は少しずつ整っていきます。毎日できなくても大丈夫です。疲れている日は休んでもいいのです。
無理をして続かなくなるより、できる範囲で続けるほうが、結果的に体にはやさしいものです。
ワーママにとっての「ちょうどいい運動」
ワーママは、毎日の生活の中ですでにたくさん体を使っています。だからこそ、さらにがんばる運動を増やすよりも、体を整える動きを少し足すくらいがちょうどいいのかもしれません。
運動は「やらなきゃ」と思うと負担になりがちですが、体をゆるめたり少し動かしたりするだけでも、体はしっかり応えてくれます。
忙しい毎日だからこそ、がんばりすぎないことも大切です。
あなたにとって無理のない動き方が、いちばん続く運動なのかもしれません。
まずは今日、ほんの少しだけ体を伸ばしてみませんか。きっと、体がほっとする感覚を味わえるはずです。

