冬休みは子どもにとっては楽しみな長期休暇。一方で、ワーキングマザーにとっては「仕事・家事・育児」が一気に重なり、自分の時間がなくなりがちな時期でもあります。特に在宅勤務や時短勤務のワーママは、「子どもが家にいる=常に相手をしなければならない」というプレッシャーを感じやすいのではないでしょうか。
しかし、冬休みだからこそ“家族で楽しみながら、自分時間も確保する”という発想が大切です。ポイントは、「子ども任せきり」でも「完全に自分だけ」でもない、ちょうどいい距離感の趣味を持つこと。本記事では、家族と一緒に楽しめて、なおかつワーママ自身のリフレッシュや自己充実につながる趣味を10個ご紹介します。
1.読書タイムを家族習慣にする
読書は最も手軽に自分時間を確保できる趣味です。冬休み中は「家族読書タイム」を決め、同じ空間でそれぞれ好きな本を読む時間を作ってみましょう。子どもは絵本や児童書、ママは小説やビジネス書などジャンルは自由。静かな時間を共有することで、家族の安心感も高まります。
2.家族でできるハンドメイド・クラフト
編み物、レジン、折り紙、工作などのクラフト系趣味は、年齢差があっても楽しめます。子どもが簡単な作業に集中している間、ママは少し難易度の高い作品に挑戦することも可能です。完成品が形として残るため、達成感も得られます。
3.簡単なお菓子作り・パン作り
冬はキッチンに立つのが楽しい季節。クッキーやホットケーキ、簡単なパン作りなら子どもも参加しやすく、ママは「作る楽しみ」に集中できます。発酵や焼き時間は待ち時間が生まれるため、その間にコーヒーを飲んで一息つくこともできます。
4.動画視聴を“趣味時間”に変える
ただテレビや動画を流すのではなく、「テーマを決めた視聴」にするのがおすすめです。家族で映画鑑賞会を開いたり、子ども向け番組の横でママはイヤホンを使って学習系動画を見るなど、工夫次第で自分時間に変わります。
5.写真・アルバム整理
スマホに溜まりがちな写真を整理するのも立派な趣味時間です。家族で思い出を振り返りながらアルバムを作れば、会話も自然に生まれます。ママにとっては心が整う時間になり、家族の記憶も共有できます。
6.軽い運動・ストレッチを家族で
ヨガマットを敷いてストレッチや簡単な体操を家族で行うのもおすすめです。子どもは遊び感覚で体を動かし、ママは体調管理とリフレッシュができます。短時間でも血流が良くなり、冬の不調対策にもなります。
7.ボードゲーム・カードゲーム
ボードゲームやカードゲームは、準備も片付けも簡単で家族時間に最適です。子どもがルールを覚えることで集中して遊べるようになり、その間ママは頭を使う楽しさを味わえます。「遊びながら脳トレ」になるのも魅力です。
8.音楽を楽しむ時間を作る
ピアノやギターなどの楽器演奏、または好きな音楽を聴く時間もおすすめです。子どもが歌ったり踊ったりしている間、ママは音楽に没頭できます。音楽は短時間でも気分転換効果が高く、忙しい冬休みにぴったりです。
9.日記・手帳・ジャーナリング
1日5分でも、手帳やノートに気持ちを書き出す時間を作りましょう。子どもが横で絵日記を書いている間に、ママも自分の言葉を綴ることで心が整います。冬休みの感情の波をリセットする習慣としておすすめです。
10.学び直し・オンライン講座
子どもが遊んでいる時間に、オンライン講座や資格勉強を少しずつ進めるのも良い選択です。「家族がいる中でも学べた」という成功体験は、ママの自信につながります。短時間・分割型の学習がポイントです。
おわりに:完璧を目指さなくていい
冬休み中、「ちゃんと相手をしなきゃ」「自分時間なんて贅沢」と思ってしまうワーママは少なくありません。しかし、ママが笑顔でいることは家族にとって何よりの安心材料です。大切なのは、完璧な冬休みを過ごすことではなく、“無理なく続けられる自分時間”を見つけること。
家族と同じ空間にいながら、自分の心も満たす。そんな冬休みの過ごし方を、ぜひ今年は取り入れてみてください。

