冬休みは子供にとって楽しい長期休暇ですが、ワーママにとっては「家が一気に散らかる季節」でもあります。仕事は普段通り、もしくは在宅勤務が増える一方で、子供は一日中家にいる。気づけばリビングはおもちゃやプリントだらけ、洗濯物や食器も山積み……そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、冬休みだからといって家が散らかるのは仕方ない、と諦める必要はありません。ポイントは「片付けを頑張ること」ではなく、「散らからない仕組みと生活ルール」を子供と一緒に作ることです。本記事では、忙しいワーママでも無理なく続けられる、冬休み中の生活ルールの作り方と具体的な工夫をご紹介します。
冬休みに家が散らかりやすい理由を知る
まずは、なぜ冬休みに家が散らかりやすいのかを整理してみましょう。
・子供が家にいる時間が長い
・学校のプリントや工作物が増える
・おやつや食事の回数が増える
・生活リズムが乱れやすい
これらが重なることで、片付けが追いつかなくなります。つまり、問題は「片付けができないこと」ではなく、「物と行動が増えすぎていること」。ここを意識すると、対策の方向性が見えてきます。
ルール作りの前に大切な考え方
冬休みの生活ルールを作るうえで大切なのは、「ママが楽になるためのルール」であることです。子供を管理するための厳しい決まりでは、長続きしません。
・完璧を目指さない
・毎日守れなくてもOK
・親子で一緒に決める
この3つを前提にしておくことで、ルールが形骸化せず、ストレスも減ります。
散らからないための基本ルール3つ
1.「出したら戻す」を細かく分解する
「出したら片付ける」はよくあるルールですが、子供にとっては抽象的すぎます。
例えば、
・おもちゃは遊び終わったら箱に入れる
・ゲームは充電場所に戻す
・本は本棚のこの段に置く
というように、「どこに」「いつ」戻すのかを具体的に決めましょう。場所が決まっていれば、子供も迷わず行動できます。
2.1日に1回「リセットタイム」を作る
冬休み中、常に家をきれいに保つのは現実的ではありません。そこでおすすめなのが「1日1回のリセットタイム」。
夕方や寝る前など、時間を決めて
・床に物が落ちていないか
・テーブルの上が空いているか
を一緒に確認します。5〜10分程度で十分です。「一度きれいに戻す」習慣があるだけで、散らかり具合は大きく変わります。
3.リビングに物を増やしすぎない
冬休みは工作やゲーム、学習道具などがリビングに集まりがちです。そこで、
・リビングに置くおもちゃは〇個まで
・工作セットは使う時だけ出す
といった「量のルール」を決めると、散らかりにくくなります。物理的に置ける量を制限することは、最も効果的な片付け対策です。
プリント・作品が散らからない工夫
冬休み前後は、学校のプリントや作品が一気に増えます。
プリントは「一時置き場」を作る
すぐに確認が必要なプリント用に、トレーやファイルを1つ用意します。「ここに入れる」と決めておくだけで、テーブルに放置されにくくなります。
作品は「写真に残す」選択も
すべてを保管しようとすると、家はあっという間に物で溢れます。写真に残して処分する、期間を決めて飾るなど、出口を決めておくことが大切です。
ワーママの負担を減らす声かけのコツ
生活ルールを守ってもらうためには、声かけも重要です。
・「なんで片付けないの?」ではなく
・「次はどこに戻すんだっけ?」と聞く
責める言い方よりも、思い出させる声かけの方が、子供は動きやすくなります。また、できた時は小さなことでも認めることが、習慣化への近道です。
それでも散らかる日はどうする?
どんなに工夫しても、散らかる日はあります。仕事が忙しい日、子供が疲れている日、体調がすぐれない日。そんな時は「今日は仕方ない」と割り切ることも大切です。
冬休みは長丁場。毎日100点を目指すより、60点の日が続く方が、結果的に家も心も安定します。
まとめ:ルールは家族を縛るものではなく助けるもの
冬休みに家が散らからないために必要なのは、完璧な収納術や厳しいしつけではありません。
ワーママと子供、双方が楽になる生活ルールを作り、少しずつ習慣にしていくことです。
・出した物の戻し先を決める
・1日1回リセットする
・物の量を増やしすぎない
この3つだけでも、家の状態は大きく変わります。
冬休みを「片付けに追われる期間」ではなく、「家族で心地よく過ごす時間」にするために、無理のないルール作りから始めてみてください。


