牛乳を飲むと「おなかがゴロゴロする」「張って苦しい」と感じることはありませんか?
もしかすると、それは「乳糖不耐症」かもしれません。これは、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)をうまく分解できないことで起こる症状です。
そんなときにおすすめなのが、「A2ミルク」や雪印メグミルクの「アカディ おなかにやさしく」といった、からだにやさしいタイプのミルクです。
この記事では、40代の働く女性が、無理なく続けられる牛乳の選び方や飲み方を紹介しています。
牛乳でおなかが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
乳糖不耐症とは?
1-1. おなかゴロゴロの正体は「乳糖不耐症」?
乳糖不耐症とは、牛乳に入っている「乳糖(ラクトース)」を体がうまく分解できない状態のことです。
乳糖は牛乳や乳製品に含まれる甘い成分で、通常は体の中のラクターゼという酵素が乳糖を分けて、体に吸収されます。
でも、このラクターゼが少なかったり弱かったりすると、乳糖がそのまま大腸に届きます。
そこで腸の細菌が乳糖を分解し、ガスや酸を作ることになり、それが原因でおなかが痛くなったり、張ったりします。
1-2. どんな症状が出るの?
乳糖不耐症の方が牛乳を飲むと、おなかがゴロゴロしたり、不快な感じや痛み、おなかを壊してしまったり張りを感じることがあります。
そんな方は、この記事を参考にして、自分に合うミルクを見つけてみてくださいね。
A2ミルクとは?腸にやさしい理由を理解しよう
2-1. A2ミルクとは?
A2ミルクは、体にやさしい「A2型β‑カゼイン」のたんぱく質だけを含む牛乳です。
ふつうの牛乳には「A1型」と「A2型」が両方入っていて、この「A1型」が消化不良や、おなかの張りの原因となることがあります。
▶ カゼインとは?
カゼインは、牛乳に入っている大切なたんぱく質のひとつです。
その中の「A1型」を分解すると、「BCM-7」という物質ができます。この「BCM-7」が腸に負担をかけることがあると言われています。
2-2. なぜ腸にやさしいと言われるの?
A2ミルクは、おなかが弱い人にやさしい牛乳です。
A2ミルクは、消化しにくいA1型を含まず、消化しやすいA2型だけを使っているため、腸への負担が少なくなります。
おなかの調子を整えたい方にはぴったりで、実際にSNSでは「A2ミルクに変えてから朝の調子が良くなった」といった声も多く聞かれています。
2-3. 日本で流通する主なA2ミルク
日本で流通する主なA2ミルクは以下の通りです。参考にしてみてくださいね。
・日本A2協会牛乳(日本A2ミルク協会)
2024年3月に東京・大阪近郊で発売された、協会認定のA2ミルクです。A2型β‑カゼインのみを含む牛乳で、体にやさしく飲める仕様。
200mlと1000mlのサイズがあります。取扱店舗も含め、詳しくはこちら→ 日本A2協会牛乳
・NA2 MILK(中標津農協・なかしべつ牛乳プレミアム)
北海道中標津町で生産される、日本初のA2ミルク。ホルスタインとは異なるA2型牛から搾った生乳を使用し、「おなかがゴロゴロする」という声を受けて開発されました。
詳しくはこちら→ 中標津農協 NA2 MILK 取り扱い店舗
どちらも「A2型β‑カゼインのみ由来の牛乳」で、乳糖不耐症の方やおなかに不安がある方にもおすすめです。今後さらに流通が広がると期待されています。
雪印メグミルクの「アカディ おなかにやさしく」とは?
3-1. アカディってどんな商品?
雪印メグミルクの「アカディ おなかにやさしく」は、牛乳の自然なおいしさを保ちながら、おなかにやさしく飲めます。
乳糖を約80%分解する特許製法で作られており、1978年に日本で初めて乳糖を分解した乳飲料として誕生し、長く愛されています。
おなかの調子が気になる方にぴったりで、毎日続けやすい商品です。
詳しくはこちら→ 雪印メグミルク「アカディ おなかにやさしく」
3-2. どうして腸にやさしいのか?
先ほどのご案内のとおり、「アカディ おなかにやさしく」は、牛乳に含まれる乳糖を約80%まで分解したミルクです。
そのため、乳糖不耐症の方でも飲みやすく、実際に「おなかが楽になった」という声もあります。
ただ、乳糖が完全にゼロではないため、100mlあたり約1gほど残っています。
そのため、乳糖にとても敏感な方は、体調を見ながら少しずつ試してみるのが安心です。
牛乳の風味はそのままで、おなかにやさしいのがアカディのうれしいポイントです。
A2ミルクとアカディの比較:まずは合うものを探そう
4-1. 飲み比べしてみよう
A2ミルクとアカディは、どちらも腸にやさしい設計ですが、それぞれ味や効果に違いがあります。
- A2ミルク:クリーミーで通常の牛乳に近い味わい
- アカディ:乳糖を分解しているため、やや甘みを感じやすい味わい
最初は1日1杯ずつ試して、自分の体調や味の好みで選ぶのが続けやすい方法です。
4-2. 添加物が気になる人は
A2ミルクは、無調整タイプが多く、基本的に添加物は使われていません。
一方、アカディは風味や品質を保つために、安定剤や乳化剤が少し使われています。
体に害があるものではありませんが、気になる方は成分表示をチェックしてみてくださいね。
どちらも安心して飲めるよう工夫されていますが、自分の好みや体質に合った方を選ぶと◎。
まずは少量から試して、からだの反応を確かめてみるのがおすすめです。
4-3. 入手場所の目安
アカディ(雪印メグミルク)
- 大手スーパーやコンビニで見かけることも増えてきました。詳しくはこちら
- 大手通販サイトなどでも購入できます。
A2ミルク
- Amazonや楽天市場での購入が主になります。(輸入品中心)
- 国産のA2ミルクは、「2-3. 日本で流通する主なA2ミルク」を参照してください。
続けやすさにも配慮:コスト・保存・使用法
5-1. コストの目安と金額管理
- A2ミルク:1Lあたり約400~500円(輸入・単品購入時)
- アカディ:500mlで約170〜200円、900mlならもう少し割安に。
どちらも通常の牛乳より少し高めですが、おなかの調子が整えば「薬やサプリを減らせた」「朝が快適になった」というメリットもあります。
5-2. 保存方法と賞味期限
- A2ミルク:要冷蔵、賞味期限は約10日~2週間
- アカディ:要冷蔵、開封前は15日間。
いずれも冷蔵庫で保存し、開封後は早めに飲み切りましょう。
ラクトースフリー飲料について
6-1. 日本でも広がる「ラクトースフリー飲料」
「アカディ おなかにやさしく」だけでなく、日本でも豆乳やアーモンドミルクといった植物性ミルクや、乳糖を取り除いたラクトースフリー飲料が少しずつ増えてきました。
これらは、牛乳に含まれる乳糖をあらかじめ分解したり、もともと乳糖を含まない素材を使って作られているため、腸にやさしく、体への負担も少ないのが特長です。
牛乳を飲むとおなかがゴロゴロしたり、張りを感じてしまう方でも、安心して楽しめる選択肢が広がってきています。
好みに合わせて、おいしく無理なく取り入れられるのがうれしいですね。
まとめ:ゴロゴロとさよならしておいしく牛乳を飲もう!
A2ミルクと雪印メグミルクの「アカディ おなかにやさしく」は、どちらもおなかの不調に悩む方に心強い選択肢です。
- A2ミルクはA2型カゼインのみなので、消化しやすく腸にやさしい
- アカディは乳糖を約80%分解しており、多くの乳糖不耐症の方が取り入れやすい
とはいえ、アカディにはわずかに乳糖が残っていますので、「乳糖ゼロを求める方」は注意が必要です。
まずは、1日1杯を飲み比べて、体の反応と飲みやすさを確認してみてください。
気軽にスタートできる範囲から、無理なく続けていけば、おなかのゴロゴロが少しずつ落ち着いてくるかもしれません。
おなかのゴロゴロとさよならして、美味しく牛乳が飲めますように。