はじめに
肌寒い季節になると、体の芯から冷えてしまい、仕事中もなんとなく元気が出ない…そんな日、ありませんか?特に外出先や職場で冷たいお弁当を食べると、ますます体が冷えてしまうことも。そんなときに活躍するのが、**スープジャー**です。
朝、温かいスープを入れておくだけで、お昼までしっかり温かさをキープ。具だくさんのスープなら、1品でも満足感たっぷり。冷え対策にも、忙しいワーママの時短ランチにもぴったりなんです。
今回は、体を内側から温めてくれる温活スープジャーレシピを5品ご紹介します。どれも手軽に作れて、翌日のお弁当にも◎。寒い日のお昼が楽しみになる、そんなスープを一緒に作ってみませんか?
生姜香る鶏団子と野菜のほっこりスープ
体をぽかぽか温める定番スープ
生姜の香りがふわっと広がる鶏団子スープは、冷えが気になる季節の定番。鶏団子には生姜をたっぷり加えて、体を中から温めましょう。野菜もたっぷり入れて、栄養バランスも◎です。
材料(2人分)
- 鶏ひき肉:200g
- 生姜(すりおろし):1かけ分
- 塩:少々
- 酒:小さじ1
- にんじん:1/3本
- 白菜:2枚
- 長ねぎ:1/2本
- しいたけ:2枚
- 水:400ml
- 鶏ガラスープの素:小さじ2
- 醤油:小さじ1
作り方
- ボウルに鶏ひき肉、生姜、塩、酒を入れてよく混ぜ、一口大の団子にする。
- 鍋に水と鶏ガラスープの素を入れて火にかけ、沸騰したら鶏団子を入れる。
- アクを取りながら5分ほど煮たら、野菜を加えてさらに5分煮る。
- 醤油で味を整え、スープジャーに入れて完成。
冷えを感じやすいお昼時に、体の芯からほっと温まる一杯です。
ごろっと根菜の和風味噌スープ
食物繊維たっぷりで腸から温活
ごぼうやれんこん、にんじんなどの根菜は、体を温める食材として知られています。味噌のコクが加わることで、ほっと落ち着く味わいに。お腹にも優しく、満足感も抜群です。
材料(2人分)
- ごぼう:1/4本
- れんこん:5cm
- にんじん:1/3本
- 大根:3cm
- 油揚げ:1/2枚
- 水:400ml
- 和風だしの素:小さじ2
- 味噌:大さじ1
作り方
- 根菜類はすべて薄めのいちょう切りにし、油揚げは細切りにする。
- 鍋に水とだしの素を入れて火にかけ、根菜を加えて柔らかくなるまで煮る(約10分)。
- 火を止めて味噌を溶き入れ、スープジャーに注ぐ。
味噌は発酵食品でもあるので、腸活×温活が同時に叶う一杯。忙しい朝でも簡単に作れるのがうれしいですね。
豆乳ときのこのクリーミースープ
女性にうれしいイソフラボンたっぷり
豆乳は体を温めるだけでなく、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンを含んでいます。肌やホルモンバランスのゆらぎが気になる40代女性には、特におすすめです。きのこの旨味を加えれば、ヘルシーで満足感のある一杯に。
材料(2人分)
- しめじ:1/2パック
- エリンギ:1本
- 玉ねぎ:1/4個
- 豆乳:300ml
- コンソメ:小さじ1
- オリーブオイル:小さじ1
- 塩・こしょう:少々
作り方
- きのこは食べやすい大きさに、玉ねぎは薄切りにする。
- 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎときのこを炒める。
- コンソメと豆乳を加えて温め、沸騰直前で火を止める。
- 塩・こしょうで味を整えてスープジャーへ。
豆乳スープは分離しやすいので、朝に作って昼に食べるのがちょうど良い濃度。冷えを和らげるだけでなく、心も癒してくれる優しい味わいです。
トマトともち麦のミネストローネ風スープ
冷えにくい体をつくる食物繊維&リコピン
トマトのリコピンは抗酸化作用があり、血流を促進して冷えの改善にも役立ちます。さらにもち麦を加えることで、腹持ちのよい“食べるスープ”に。お弁当にもぴったりです。
材料(2人分)
- トマト缶(カット):1/2缶
- 玉ねぎ:1/4個
- セロリ:1/3本
- にんじん:1/3本
- ベーコン:1枚
- もち麦(ゆで):大さじ2
- 水:300ml
- コンソメ:小さじ2
- オリーブオイル:小さじ1
作り方
- 野菜とベーコンを小さめに切る。
- 鍋にオリーブオイルを熱し、具材を炒める。
- トマト缶、水、コンソメを加え、10分ほど煮る。
- ゆでたもち麦を加えて軽く混ぜ、スープジャーに入れる。
トマトの酸味とベーコンの旨味が食欲をそそるスープ。見た目も鮮やかで、ランチタイムが華やぎます。
生姜と豆腐のとろみ中華スープ
冷え性さん必見の温活スープ
とろみのあるスープは、冷めにくくスープジャーに最適。生姜とごま油の香りで、食欲が落ちやすい冬場でもするりと食べられます。豆腐のたんぱく質も摂れるので、ヘルシーなのに満足度◎です。
材料(2人分)
- 絹豆腐:1/2丁
- 生姜(すりおろし):1かけ分
- 長ねぎ:1/3本
- 卵:1個
- 鶏ガラスープの素:小さじ2
- 水:400ml
- 片栗粉:小さじ1(水小さじ2で溶く)
- ごま油:少々
作り方
- 鍋に水と鶏ガラスープの素、生姜を入れて火にかける。
- 沸騰したら豆腐をスプーンで崩して加え、3分ほど煮る。
- 水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
- 溶き卵を流し入れ、軽く混ぜて火を止める。
- ごま油を垂らし、スープジャーへ。
飲むたびに体がじんわり温まる、まさに冷え性さんの味方スープ。朝の忙しい時間でも15分以内で完成します。
まとめ 〜スープジャーで叶えるお昼の温活時間〜
寒い季節でも、スープジャーがあればお昼が待ち遠しくなるもの。「温かいものを食べる」というだけで、心も体もふっとほぐれ、午後の仕事もがんばれそうですよね。
今回ご紹介したスープは、どれも冷え対策・栄養バランス・時短を意識したものばかり。具材を前日の夜に切っておけば、朝は煮るだけで簡単に準備できます。
忙しいワーママにとって、お昼の時間はほんの束の間の休息。そんな時間に、自分をいたわる「温活スープランチ」を取り入れてみませんか?
スープジャーひとつで、冷えない・疲れない・笑顔で過ごせる毎日がきっと叶います。


