仕事で失敗した日、帰宅してからも「あのとき、もっとこうすればよかった」と何度も思い返してしまう。
周りの人は普通にできているのに、自分だけ時間がかかる。何度も確認したのに、またミスをしてしまった。
そんなことがあると、「私って、仕事ができないのかな」と落ち込んでしまいますよね。
仕事をきちんとこなしたいと思っているからこそ、できなかったことが気になり、自分に厳しくなってしまうこともあるでしょう。
でも、うまくいかなかった一日だけで、自分の仕事ぶりすべてを決めつけなくてもいいのではないでしょうか。
今回は、仕事ができないと感じて落ち込んだときに、自分への厳しい評価を少し和らげるための考え方をご紹介します。
できなかったことばかりに目を向けない
仕事でミスをしたり、予定どおりに作業が終わらなかったりすると、そのことばかりが頭に残ってしまうことがあります。
反対に、問題なくできた仕事や、誰かの役に立てたことは、あまり意識せずに終わらせてしまいがちです。
けれど、一日の仕事には、うまくいかなかったことだけでなく、できたこともあるはずです。
予定していた作業をひとつ終えた。わからないことを確認できた。忙しい中でも、必要な連絡を忘れずにできた。
大きな成果でなくても、できたことはできたこととして受け止めてみましょう。
反省することは大切ですが、できなかったことだけを集めて、自分は仕事ができないと判断しなくても大丈夫です。
周りの人と比べすぎない
職場には、仕事を覚えるのが早い人や、手際よく作業を進める人がいるかもしれません。
そんな人を見て、自分はどうして同じようにできないのだろうと落ち込むこともあるでしょう。
ただ、仕事の経験や得意なこと、担当している業務は、人によって違います。
周りの人が簡単そうにこなしている仕事でも、自分にとっては確認に時間が必要だったり、慣れるまでに経験を重ねる必要があったりします。
比べることで参考になることもありますが、いつも自分を低く評価する材料にしてしまうと、気持ちが疲れてしまいます。
もし参考にできそうな人がいたら、すべてを同じようにしようとするのではなく、ひとつだけ工夫を取り入れてみるのもよい方法です。
自分に合うやり方を見つけていくことも、仕事を続けるうえで大切なことです。
失敗したときは、自分を責める前に原因を考える
仕事で失敗すると、「またできなかった」「自分はダメだ」と考えてしまうことがあります。
でも、自分を責め続けても、次にどうすればよいのかは見つかりにくいものです。
そんなときは、少し落ち着いてから、何が原因だったのかを振り返ってみましょう。
確認が足りなかったのか、作業の手順がわかりにくかったのか。それとも、複数の仕事が重なって余裕がなかったのか。
原因によって、次にできることは変わります。
確認方法を決めておく、手順をメモに残す、仕事の優先順位を相談するなど、小さな対策で改善できることもあります。
もちろん、自分の工夫だけでは解決できない問題もあります。仕事量が多すぎる場合や、指示が曖昧な場合は、上司や周囲に相談することも必要です。
失敗を振り返ることと、自分自身を否定することは別のもの。
次にできることをひとつ見つけられたら、それ以上、自分を責め続けなくてもよいのではないでしょうか。
疲れている日は、いつも以上に厳しく考えてしまうこともある
仕事が忙しかった日や、十分に休めていない日は、気持ちに余裕がなくなりやすいものです。
普段なら気にしないようなことが気になったり、ちょっとした失敗を大きく感じたりすることもあります。
そんな日は、仕事の反省を何度も繰り返すより、まずは休むことを優先してみてもよいでしょう。
帰宅後は、できるだけゆっくり過ごす。家事をひとつ減らす。温かい飲み物を飲みながら、少しひと息つく。
気持ちが落ち着いてから振り返ると、そのときとは違う見方ができることもあります。
疲れているときに出した結論を、すべて正しい評価として受け取らなくても大丈夫です。
まとめ
仕事ができないと感じる日には、失敗したことや、周りと比べて足りないと感じたことばかりに目が向いてしまうことがあります。
そんなときは、できたことにも目を向ける。失敗した原因を整理する。疲れている日は、少し休んでから考える。
それだけでも、自分への厳しい評価を少し和らげられるかもしれません。
仕事をしていれば、うまくいく日もあれば、思うように進まない日もあります。
いつも完璧にこなせなくても、ひとつずつ経験を重ねていくことはできます。
うまくいかなかった日も、自分のすべてを否定せずに。
仕事も毎日の暮らしも、無理なく続けられる形を少しずつ見つけていきましょう。

