8月も後半になると、「なんとなく疲れが抜けない」「朝から体が重い」と感じることはありませんか?
仕事に家事、育児と毎日やることが多いワーママは、自分の疲れを後回しにしがちです。さらに夏は、暑さや睡眠の質の低下、食欲の変化などが重なり、いつも以上に疲れを感じやすい時期。
とはいえ、「体調が悪いから一日ゆっくり休む」というのが難しい日もありますよね。
そこで今回は、忙しいワーママが覚えておきたい「不調を感じる場所別」の対処法をご紹介します。
「今日はここがつらい」と感じたときに、その場所に合わせてケアしてみましょう。
頭が重い、ぼーっとする
頭が重い、集中しにくい、なんとなくぼーっとする……。そんなときは、まず水分や休息が足りているかを振り返ってみましょう。
夏は汗をかくことで体内の水分が失われやすく、暑さによる疲労も重なります。また、冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来することも、体への負担になりやすいものです。
仕事中なら、まず一度パソコンから目を離して深呼吸。飲み物をとり、数分でも席を離れて体を動かしてみましょう。
「もうひと頑張り」と無理をするより、短い休憩をはさむほうが、その後の仕事に集中しやすくなることもあります。
ただし、突然の強い頭痛、意識がおかしい、ろれつが回らない、手足の麻痺などがある場合は、単なる疲れと考えず、すぐに医療機関へ相談しましょう。
首や肩がつらい
デスクワークやスマートフォンを見る時間が長いと、首や肩がガチガチになりがちです。
特に忙しい日は、気づけば何時間も同じ姿勢ということも。
そんなときは、仕事の合間に肩をゆっくり回したり、肩を上げてストンと落としたりするだけでもOK。
帰宅後に余裕があれば、湯船につかって体を温めるのも一つの方法です。
「肩こりを解消するために毎日運動しよう」と考えると続きません。
まずは、
「コピーを取りに行ったついでに肩を回す」
「電子レンジを待つ間に首をゆっくり動かす」
など、日常の動作に小さなケアを組み込んでみましょう。
目が疲れる
パソコン、スマートフォン、タブレットなど、現代のワーママは目を使う時間が長くなりがちです。
目がしょぼしょぼする、乾く、ピントが合いにくいと感じたら、まず画面から目を離す時間を作りましょう。
遠くを見る、意識してまばたきをする、画面の明るさや文字の大きさを調整するなど、負担を減らす工夫も大切です。
帰宅後までスマートフォンを見続けているなら、寝る前だけでも少し手放してみるのもおすすめ。
仕事で目を使い、家ではスマホで情報収集……となると、目にとっては一日中「勤務中」になってしまいます。
腰が重い、痛い
長時間座っている仕事では、腰の重さを感じることもあります。
座りっぱなしを避けるため、1時間に一度を目安に立って体勢を変えることを意識してみましょう。
トイレに行く、飲み物を取りに行く、少し歩くなど、ほんの数分でも構いません。
家でも、床に座ったまま長時間スマートフォンを見る姿勢は、腰に負担がかかることがあります。
「座って休む」だけではなく、「少し立って動く」ことも休息の一つと考えてみましょう。
なお、強い痛みがある場合や、しびれ、力が入りにくいなどの症状がある場合は、無理にストレッチをせず医療機関に相談してください。
脚がだるい、むくむ
仕事中に座りっぱなしだったり、立ち仕事が続いたりすると、夕方には脚がパンパン……ということも。
夏は冷房の効いた室内で過ごす時間が長くなるため、冷えを感じる人もいます。
仕事の合間に足首を回したり、つま先立ちをしたり、少し歩いたりしてみましょう。
帰宅後は、脚をクッションなどに乗せて少し高くして休む方法もあります。
ただし、片脚だけが急に腫れた、痛みや赤みがあるなど、いつもと違う症状がある場合は、自己判断で済ませず医療機関に相談しましょう。
胃が重い、食欲がない
暑い時期は、冷たい飲み物や食べ物が増えたり、食事が簡単なものに偏ったりしやすいもの。
「暑くて食欲がないから」と食事を抜いてしまうと、仕事や家事をこなすためのエネルギーが不足して、さらに疲れを感じることもあります。
食欲がないときは、無理にたくさん食べようとせず、消化のよいものを少量ずつ食べる方法もあります。
ご飯、卵、豆腐、魚、ヨーグルトなど、食べやすいものを組み合わせるだけでも十分。
夏の終わりは、「食欲が戻ってきたから」と急に食べ過ぎるのではなく、少しずつ普段の食事に戻していきましょう。
全身がだるいときは「基本」を見直す
「どこが痛いというわけではないけれど、体全体が重い」。
そんなときは、特定の場所だけをケアするより、生活の基本を振り返ってみるのがおすすめです。
まず確認したいのは、
- 睡眠時間は足りているか
- 食事を抜いていないか
- 水分をとれているか
- 冷房の効いた部屋で長時間過ごしていないか
- 仕事や家事を詰め込みすぎていないか
- 「休む時間」を確保できているか
ということ。
特に8月後半は、夏休み中の子どもの予定やお出かけ、仕事の繁忙期などが重なり、知らないうちに疲れがたまっていることがあります。
「もう8月も終わりだから頑張らなきゃ」ではなく、「ここまで頑張ったから少し休もう」と考えてみてもいい時期です。
夏の疲れは「まとめて回復」しなくてもいい
夏の疲れを感じると、「休日にたっぷり寝ればいい」「一日ゆっくりすればいい」と考えがちです。
もちろん十分な休養は大切ですが、ワーママの場合、休日も家事や育児があり、丸一日休むのは難しいこともあります。
だからこそ、日常の中で小さく回復することを意識してみましょう。
朝はいつもより少しゆっくり水分をとる。
仕事中はこまめに立ち上がる。
帰宅後は5分だけ何もしない時間を作る。
寝る前はスマートフォンを置いて、早めに布団に入る。
このような小さな積み重ねでも、「疲れを翌日に持ち越さない」ための工夫になります。
「いつもの疲れ」と決めつけないことも大切
忙しいワーママほど、「これくらいなら大丈夫」「いつもの疲れ」と不調を我慢してしまいがちです。
しかし、症状が長く続く、いつもより強い、生活に支障が出ている、どんどん悪化しているという場合は、疲れだけが原因とは限りません。
不調の場所をチェックすることは、自分の体の変化に気づくきっかけにもなります。
「今日は肩がつらい」
「最近ずっとだるい」
「いつもと違う感じがする」
そんな小さなサインを放置しないことも、自分を大切にするための習慣です。
8月後半は、夏の疲れが表に出やすい時期。
仕事も家事も育児も、すべてを完璧にこなそうとせず、「今日はここを少しケアしてみよう」と、自分の体に合わせた小さな対処から始めてみてはいかがでしょうか。


