秋になると、運動会や授業参観、保護者会など、子どもの行事が続くことがあります。
ひとつひとつは大きな予定ではなくても、いくつか重なると、仕事の予定も調整しなければなりません。
「この日は休みを取って、この日は早く帰って……」
予定を考えているうちに、行事だけで頭がいっぱいになってしまうことも。
そんな時期は、行事をすべて完璧にこなそうとするより、行事があることを前提に、仕事や家の予定を少し軽くしておくほうがラクです。
まず、行事をまとめて確認する
行事の予定は、分かったものから一つずつ対応するより、一度まとめて見ておくのがおすすめです。
カレンダーなどに、
・行事の日
・仕事を休む、早退する日
・送迎が必要な日
・家族にお願いしたいこと
を書き込んでみます。
すると、「この週は予定が多いな」と気づきやすくなります。
予定が重なっている週に、さらに別の予定を入れてしまうことも防げます。
大切なのは、きれいな予定表を作ることではありません。
忙しくなりそうな日を、先に知っておくこと。
それだけでも、少し動きやすくなります。
行事がある週は、家のことを減らす
行事の予定が入ったからといって、家事までいつも通りにしなくても大丈夫です。
たとえば、
・夕食は簡単なものにする
・買い物をまとめる
・掃除を後回しにする
・洗濯物をたたむところまでやらない日をつくる
など。
特に、行事の前後は疲れやすくなります。
「行事があるけれど、家事はいつも通り」
ではなく、
「行事があるから、その週は家事を少し減らす」
くらいに考えてみます。
仕事の予定も、少し余白をつくる
行事の日だけを見ていると、その日の調整ができれば大丈夫なように感じます。
でも実際には、行事の前後にもやることがあります。
そのため、できる範囲で前後の仕事に余白をつくっておくと安心です。
たとえば、行事の翌日に大事な予定が入っているなら、前日にできる仕事を少し進めておく。
反対に、行事の前日に仕事が詰まっているなら、家のことを減らしておく。
すべてを先回りする必要はありません。
「この前後は少し忙しくなる」と分かっているだけでも違います。
すべての行事に同じ力を使わない
行事が続くと、どれにも同じくらいしっかり対応したくなるかもしれません。
でも、毎回同じように準備しなくてもいいものです。
「これはしっかり参加したい」
「こちらは最低限で大丈夫」
と、自分の中で分けてみてもいいでしょう。
子どもの行事だからといって、毎回写真をたくさん撮ったり、きちんと準備したりする必要はありません。
その家庭にとって大切なものを優先できれば、それで十分です。
家族にも「何をお願いしたいか」を伝える
行事が重なる時期は、一人ですべて調整しようとすると負担が大きくなります。
もし家族にお願いできることがあるなら、
「この日は送迎をお願いしたい」
「行事の持ち物を確認してほしい」
など、具体的に伝えておくと分担しやすくなります。
「手伝ってほしい」だけではなく、何をしてほしいのかまで伝えるのがポイントです。
行事があるからこそ、予定を詰めない
行事が続く時期は、予定が増えるだけでなく、考えることも増えます。
だからこそ、行事のない日にまで予定を詰め込まないことも大切です。
休日だからといって、
買い物をして
掃除をして
用事を済ませて
子どもの予定にも付き合って……
と全部入れてしまうと、休む時間がなくなってしまいます。
行事が続いている時期は、何もしない時間も予定のひとつくらいに考えておきます。
「全部できるようにする」より「重ならないようにする」
行事と仕事の両立というと、どうすれば全部うまくこなせるかを考えがちです。
でも、毎日の予定がいっぱいの状態で、さらに行事を追加すれば、どこかに負担が出てしまいます。
だから、
・行事の予定を先に確認する
・忙しい週の家事を減らす
・仕事の前後に少し余白をつくる
・行事によって力の入れ方を変える
・家族にお願いできることは分ける
そんなふうに、行事が入った分だけ、ほかの何かを少し減らす。
それくらいでいいのだと思います。
子どもの行事は、その日だけの予定ではなく、その前後の生活にも影響します。
だからこそ、全部を頑張って合わせるのではなく、行事がある時期は少しだけ暮らしのペースを落とす。
仕事も子どものことも大切にしながら、無理なく続けられる形を探していきたいですね。

