秋になると、日が暮れるのが少し早くなります。
夏のように「まだ明るいから、もう少し外で遊ぼう」という感じでもなく、夕食やお風呂を終えたあとに家で過ごす時間が増えてくる季節。
そんな秋の夜は、子どもと一緒に映画を見るのも楽しみのひとつです。
映画を見る時間は、何かを頑張る必要もありません。
温かい飲み物を用意して、少し部屋を暗くして、親子で並んで見る。
それだけでも、いつもの夜とは少し違う時間になります。
今回は、子どもと一緒に見やすく、大人も楽しみやすいアニメ映画をいくつか選んでみました。
『となりのトトロ』
子どもと見るアニメ映画といえば、やっぱり思い浮かぶ作品のひとつ。
となりのトトロは、自然の中で暮らす姉妹と、不思議な生き物との出会いを描いた作品です。
大きな冒険だけではなく、森や家、学校での何気ない日常が丁寧に描かれているところも魅力。
子どもはトトロやネコバスに夢中になり、大人は懐かしい風景や姉妹のやり取りにほっとするかもしれません。
秋の夜に見ると、ゆっくりした時間の流れも心地よく感じられそうです。
『魔女の宅急便』
魔女の宅急便は、魔女の女の子キキが新しい町で暮らし始める物語。
知らない場所で生活を始めたり、仕事をしたり、うまくいかないことに悩んだり。
子どもだけでなく、大人になってから見ると違った部分に共感できる作品です。
「自分でやってみたい」という気持ちと、「思ったようにできない」という気持ち。
その両方が描かれているので、親子で見たあとに「どこが好きだった?」と話してみるのも楽しそうです。
『SING/シング』
SING/シングは、歌が好きな動物たちがオーディションに挑戦する物語。
音楽が中心なので、映画を見ながら自然と楽しい気分になれる作品です。
登場するキャラクターもそれぞれ個性があり、「このキャラクターが好き」と親子で話しやすいのもポイント。
頑張っているのに、なかなかうまくいかない。
自信が持てない。
それでも好きなことを続けてみる。
そんなテーマもあり、大人が見ても意外と心に残ります。
『映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』
映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコは、すみっコたちが絵本の世界に入り込む物語。
かわいらしい見た目なので子ども向けに感じますが、実際に見てみると、ちょっと切なくて、優しい気持ちになる場面もあります。
にぎやかな映画も楽しいけれど、秋の夜にはこういう穏やかな作品も合います。
「かわいい映画が見たい」という日に、親子でゆっくり楽しめそうです。
『パディントン』
アニメ映画ではありませんが、子どもと一緒に見る作品として、実写のパディントンも候補に入れてみたい作品です。
ロンドンにやってきたクマのパディントンと、ブラウン一家の暮らしを描いた物語。
ちょっとした騒動が起こりながらも、家族や人とのつながりが温かく描かれています。
「今日はアニメじゃなくてもいいかな」という日に、親子で見る映画として選んでもよさそうです。
映画を見る日は、少しだけ特別に
映画を見るために、わざわざ完璧な準備をする必要はありません。
夕食を簡単に済ませてもいいし、お菓子を少し用意するだけでもいい。
「今日は映画を見よう」と決めて、いつもより少しゆっくり過ごす。
それだけでも、子どもにとっては楽しい思い出になるのかもしれません。
秋は、家の中で過ごす時間が少しずつ増えていく季節。
忙しい毎日の中でも、親子で同じ映画を見て笑ったり、ちょっと感動したり。
そんな時間がひとつあるだけで、いつもの夜が少し違って見えることもあります。
次の休日や、少し早く帰れた夜に。
気になる作品を一本選んで、親子で映画の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。


