子どもが大きくなってくると、ふと気になるのが「門限、いつまで必要なんだろう?」ということ。
小さいうちは親が帰宅時間を決めるのが自然でも、友達との遊びや習い事、部活動などが増えてくると、いつまでも同じ門限というわけにはいきません。
では、何歳になったら門限をなくすべきなのでしょうか。
実は「○歳まで」と決めるよりも、子どもの成長や生活に合わせて、少しずつルールを変えていくほうが考えやすいものです。
小学生のうちは、基本的な門限を決めておく
小学生のうちは、まだ自分で安全を判断することが難しい場面もあります。
そのため、
・何時までに帰る
・暗くなる前に帰る
・遊ぶ場所を家族に伝える
・遅くなりそうなときは連絡する
など、家庭で基本的なルールを決めておくと安心です。
ただし、低学年と高学年ではできることもかなり変わります。
高学年になったら、「何時まで」という時間だけでなく、子ども自身が帰宅時間を意識できるようにしていくのも一つの方法です。
中学生になったら、門限の意味を少し変えてみる
中学生になると、部活動などで帰宅時間が遅くなることもあります。
小学生のときと同じように「○時までに帰ってきなさい」とだけ決めてしまうと、現実と合わなくなることも。
この頃からは、
「遅くなるときは連絡する」
「帰宅時間の目安を自分で考える」
「翌日の予定に影響しないようにする」
など、時間を守ることだけではないルールも大切になってきます。
門限を緩めることは、親が何も気にしなくなることではありません。
子どもが少しずつ、自分で判断する範囲を増やしていくということです。
「門限をなくす年齢」を決めなくてもいい
高校生になったから門限をなくす。
中学生になったから遅くしていい。
このように年齢だけで線を引く必要はありません。
同じ年齢でも、住んでいる場所や遊ぶ場所、帰宅手段、子どもの性格などによって安心できる条件は違います。
たとえば、
・近所で遊ぶ日は少し早め
・習い事の日は帰宅時間を別にする
・遠くへ出かける日は事前に予定を確認する
・暗くなってから一人で帰る場合は時間を早める
というように、状況によって変えてもいいでしょう。
ワーママ家庭は「遅れるときの連絡」を決めておく
仕事中は、子どもの帰宅時間をずっと気にしているわけにはいきません。
だからこそ、門限そのものよりも「予定どおりに帰れないとき、どうするか」を決めておくと安心です。
たとえば、
「門限に間に合わないときはメッセージを送る」
「遊ぶ場所が変わったら連絡する」
「帰宅したら一言知らせる」
など。
親が仕事中でも、子ども自身が判断できるルールにしておくと、家庭を回しやすくなります。
門限は「管理」から「自分で考える」へ
子どもが成長すると、門限も少しずつ形を変えていきます。
最初は親が決める。
次に、親子で相談して決める。
そして少しずつ、子ども自身が帰宅時間を考える。
そんなふうに移行していければ十分です。
「何歳まで門限をかけるか」という答えを一つに決めなくても大丈夫。
大切なのは、年齢に合わせてルールを少しずつ変えながら、子どもが安全に帰ってこられること。
そして、親も毎日門限のことで疲れすぎないこと。
家庭に合った「ちょうどいい門限」を探していきたいですね。

