最近は、台風だけでなく、前線や線状降水帯などによる大雨のニュースを目にすることがあります。
大雨は、必ずしも「台風が来る」とわかっているときだけに起こるものではありません。
仕事をしている昼間に、急に雨が強くなることもあります。
そんなときに気になるのが、子どものこと。
自分は職場にいて、子どもは学校や園にいる。
「もしお迎えが必要になったら?」
「帰宅する途中で雨がひどくなったら?」
考え始めると、いろいろなことが気になります。
だからこそ、何か起きてから慌てるのではなく、普段のうちにできることを少しだけ確認しておきたいところです。
今回は、ワーママが仕事中に大雨になったときのために、家族で考えておきたいことをまとめます。
子どもの学校や園からの連絡方法を確認しておく
まず確認しておきたいのが、学校や園からの連絡方法です。
大雨や警報が出たとき、
・休校や休園になるのか
・早めのお迎えになることがあるのか
・どのような方法で連絡が来るのか
一度確認しておくだけでも安心です。
普段はあまり意識していなくても、いざというときには「どこを見ればいいんだっけ?」となることがあります。
学校や園からの連絡アプリ、メール、電話など、必要なものがきちんと使える状態かも確認しておきましょう。
夫婦で「どちらが迎えに行くか」を決めておく
大雨の日に、夫婦でお互いに
「そっちが迎えに行くと思っていた」
となるのは避けたいところです。
あらかじめ、
・基本的にどちらが迎えに行くか
・仕事の都合で難しいときはどうするか
・連絡が取れない場合はどうするか
くらいは話しておくと、判断しやすくなります。
毎回きっちり決める必要はありません。
「まず学校から連絡が来たら、夫婦で連絡を取り合う」
という程度でも、何も決まっていないよりずっと動きやすくなります。
自宅、学校、職場の周りを一度確認する
大雨への備えというと、自宅のことを考えがちです。
でも、仕事と子どもの生活がある家庭では、
「自宅」
「子どもの学校や園」
「自分の職場」
の3か所を考えておくと安心です。
それぞれの周辺に、浸水や土砂災害などのリスクがないか。
大雨のときに、どの道を通るのか。
ハザードマップなどを使って、一度確認してみましょう。
細かいことまで覚える必要はありません。
「このあたりは大雨のときに注意したほうがよさそう」
と知っているだけでも、雨が強くなったときの判断材料になります。
「とにかく早く帰る」だけが正解ではない
子どものことを考えると、
「早く帰らなきゃ」
と思ってしまうかもしれません。
でも、大雨のときは、無理に移動することがかえって危険になる場合もあります。
道路の状況や交通機関の運行状況、自治体などから出される情報を確認しながら、そのときにできる安全な行動を考えることが大切です。
「何があっても帰宅する」と決めてしまうのではなく、
「危険な状況なら、職場にとどまることも考える」
という選択肢も、あらかじめ持っておきたいところです。
子どもが心配だからこそ、まず自分自身が安全に行動できることも大切です。
スマホとモバイルバッテリーを確認する
災害時には、情報を確認したり、家族と連絡を取ったりするためにスマートフォンを使う機会が増えます。
普段から、
・スマートフォンを充電しておく
・モバイルバッテリーを使える状態にしておく
・必要な連絡先を確認しておく
といった準備をしておくと安心です。
防災用品を一気にそろえようとすると大変ですが、普段使っているものから少しずつ確認するだけでも十分。
「今日、スマホを充電しておこう」
くらいから始めてもいいと思います。
家に帰ったあとではなく、雨が強くなる前にできること
大雨が予想されるときは、雨が強くなってから慌てるより、できることを早めに済ませておくほうが安心です。
たとえば、
・スマートフォンを充電する
・必要な情報を確認する
・ベランダや屋外のものを片付ける
・飲み水などを確認する
・家族との連絡方法を確認する
など。
「防災のために特別なことをしなくては」と考えると、なかなか始められません。
普段の生活の延長でできることからで十分です。
大雨への備えは、完璧じゃなくていい
災害への備えは、考え始めるときりがありません。
防災用品、避難場所、ハザードマップ、連絡方法。
全部を完璧に準備しようとすると、それだけで疲れてしまいます。
ワーママの場合は、仕事中に自分と子どもが離れている時間があるからこそ、
「大雨になったら、まずどう動く?」
を家族で一度考えておく。
それだけでも意味があります。
まずは、
・学校や園からの連絡方法を確認する
・夫婦で迎えについて話しておく
・自宅、学校、職場周辺を確認する
・スマホをいつでも使える状態にしておく
このあたりから始めてみてもいいでしょう。
大雨は、台風のときだけとは限りません。
だからこそ、何も起きていないときに少しだけ考えておく。
完璧な防災ではなくても、いざというときに家族で慌てないための準備は、普段の生活の中から始められます。
仕事も子育ても、できるだけ安心して続けられるように。
まずは家族で、「大雨の日はどうする?」と話すところから始めてみませんか。

