秋から冬にかけて出番が増えるコートやジャケット。通勤や買い物、子どもの送迎など、毎日のように着る上着は、気づかないうちに臭いがついていることがあります。
焼肉や外食のあとに気になる食べ物の臭い、汗や皮脂による臭いなど、原因はいろいろです。
お気に入りの上着は、できるだけ長くきれいに着たいもの。毎回クリーニングに出さなくても、普段のお手入れを少し意識することで、清潔な状態を保ちやすくなります。
今回は、忙しい毎日でも取り入れやすい、上着の臭い対策とお手入れのコツをご紹介します。
帰宅したら、すぐにクローゼットへしまわない
外から帰ってきたら、上着を脱いですぐにクローゼットへしまうのではなく、まずは風通しのよい場所に掛けておきましょう。
外出中に付着した湿気や、着用中にこもった熱を逃がす時間をつくることが大切です。
このとき、壁にぴったりつけたり、ほかの衣類と密着させたりせず、空気が通るように掛けておくとよいでしょう。
帰宅後の習慣にしてしまえば、それほど手間もかかりません。
上着の表面についた汚れをやさしく落とす
上着をきれいに保つには、臭いだけでなく、表面の汚れにも気を配りたいところです。
コートやジャケットには、ほこりや花粉、食べ物の細かな汚れなどが付着することがあります。
衣類の素材や洗濯表示を確認し、必要に応じて洋服ブラシなどで表面のほこりをやさしく落としましょう。
特に、襟元や袖口は肌に触れやすく、汚れがたまりやすい部分です。
毎日念入りにお手入れする必要はありません。気になったときに軽く整えるだけでも、きれいな状態を保つ助けになります。
食べ物の臭いがついたときは、まず風を通す
焼肉や揚げ物などを食べたあと、上着に食べ物の臭いが残っていると感じることはありませんか。
そんなときは、まず風通しのよい場所に掛けて、臭いがこもらないようにしましょう。
ただし、臭いが気になるからといって、すぐに強い香りの消臭スプレーを使うのは避けたいところです。香りが混ざって、かえって気になる場合もあります。
消臭スプレーを使う場合は、衣類への使用が認められている製品かどうかを確認し、上着の洗濯表示や製品の注意事項に従って使いましょう。素材によっては、シミや変色の原因になることもあります。
また、ドライヤーの熱を近づけたり、上着を長時間直射日光に当てたりするのも、素材を傷めるおそれがあるため注意が必要です。
洗えない上着は、無理に洗わない
コートやジャケットのなかには、家庭で洗濯できないものもあります。
臭いが気になるからといって、自己判断で水洗いすると、型崩れや縮みにつながることがあります。
まずは洗濯表示を確認し、家庭でのお手入れができるかどうかを確かめましょう。
家庭で洗えない上着や、臭いがなかなか取れない上着は、クリーニング店に相談する方法もあります。
お気に入りの一着を長く着るためにも、無理なお手入れはせず、素材に合った方法を選びたいですね。
翌朝も気持ちよく着るための小さな習慣
忙しい朝は、上着のお手入れに時間をかける余裕がないこともあります。
だからこそ、帰宅後に少しだけ整えておくと、翌朝の支度も気持ちよく進めやすくなります。
たとえば、こんな習慣です。
- 帰宅したら、すぐにクローゼットへしまわず風を通す
- ポケットの中身を出し、形を整えて掛ける
- 襟元や袖口の汚れをときどき確認する
- 週末などに、上着の状態をゆっくりチェックする
すべてを毎日完璧にこなす必要はありません。
疲れている日は、ハンガーに掛けておくだけでも十分です。余裕のある日にブラッシングをしたり、汚れを確認したりと、自分のペースで続けてみましょう。
まとめ
毎日のように着る上着は、少しずつ汚れや臭いが気になってくるものです。
帰宅後に風を通す、表面のほこりを落とす、素材に合ったお手入れをする。そんな小さな工夫が、上着をきれいに保つことにつながります。
大切なのは、毎日完璧にお手入れすることではありません。
お気に入りの上着を気持ちよく着られるように、できることから少しずつ取り入れてみてくださいね。


