忙しい毎日の中で、ふと10分、20分くらい時間ができることがあります。
子どもがまだ帰ってこない。
予定より仕事が早く終わった。
家事がひと段落した。
そんな「少し時間があるとき」、何をしていますか?
せっかく時間ができたのだから、掃除をしよう。
洗濯物を片付けよう。
夕食の準備を進めよう。
そう考えることもあると思います。
でも、少し時間ができたときこそ、何でも片付けようとしなくていい。
大切なのは、今の自分にとって、何を優先するとあとがラクになるかです。
まずは「自分の回復」を考える
少し時間ができると、家事をしたくなるかもしれません。
でも、仕事や子どものことなどで疲れているなら、最初に休むのも立派な使い方です。
水分をとる。
お茶を飲む。
少し座る。
目を閉じる。
何もせずぼーっとする。
ほんの10分でも、いったん力を抜く。
疲れている状態で家事を続けるより、少し休んでから動いたほうが、その後のことを落ち着いて進められる場合もあります。
「時間があるから何かしなければ」と考えなくても大丈夫。
休むことを、最初の選択肢に入れておきたいところです。
次に「あとで困りそうなこと」をひとつ
休んで少し余裕が出たら、次に考えたいのが「あとで困りそうなこと」です。
たとえば、
・明日の持ち物を確認する
・子どもの提出物を確認する
・洗濯物を取り込む
・冷蔵庫を見て夕食の材料を確認する
・明日の服を出しておく
など。
ポイントは、ひとつに絞ること。
20分あるからといって、家事を5つも6つも片付けようとすると、結局「まだ終わっていない」という気持ちが残りやすくなります。
「これだけ終われば、あとが少しラク」
というものを一つ選ぶくらいで十分です。
「今やらなくても困らないこと」は後回しでもいい
時間ができると、普段気になっていたことも目に入ります。
棚の整理。
書類の片付け。
細かい掃除。
収納の見直し。
もちろん、できれば家は整います。
でも、それは今日必ずやらなければいけないこととは限りません。
少し時間があるときに全部拾ってしまうと、せっかくできた余白が家事で埋まってしまいます。
「今やらないと困る?」
「今日じゃなくても大丈夫?」
と考えてみる。
後回しにできるものは、そのまま置いておいてもいいのです。
「自分がちょっと嬉しいこと」も優先していい
少し時間があるときは、家族や家のためだけに使わなくても大丈夫です。
好きな飲み物をゆっくり飲む。
読みたかった記事を読む。
音楽を聴く。
少しだけ趣味の時間にする。
何となく外の空気を眺める。
こうした時間は、目に見える成果がありません。
でも、忙しい毎日の中で「自分のための時間」が少しあることは、それだけで気持ちの余裕につながります。
「せっかく時間があるのだから家事をしよう」ではなく、
「せっかく時間があるから、自分が少しラクになることをしよう」
という考え方があってもいいと思います。
時間の長さで、することを変えてみる
毎回同じことをする必要もありません。
5分しかないなら、休憩や水分補給だけ。
10分あるなら、明日の準備を一つ。
20分あるなら、家事を一つ済ませてから休む。
30分以上あるなら、少しまとまった家事や自分の好きなことに使う。
こんなふうに、時間の長さで「できること」をざっくり決めておくと、時間ができたときに迷いにくくなります。
ただし、疲れている日は時間が長くても休む。
その日の自分の状態を優先していいと思います。
「余った時間」ではなく「使い方を選べる時間」
ワーママの毎日は、予定どおりに進まないことも多いものです。
だからこそ、少し時間ができたときにまで「効率よく使わなければ」と考えなくてもいい。
休むのか。
あとで困ることを一つ済ませるのか。
自分の好きなことをするのか。
そのときの自分に必要なものを選ぶ。
少し時間があるときは、家事を増やす時間ではなく、この先を少しラクにするための時間と考えてみるのもよさそうです。
今日できたことが一つだけでも十分。
休んだだけでも十分。
仕事も子育ても、続けられる形で。

