仕事、家事、子どものこと。
やることが一通り終わった頃には、もう寝る時間。
「自分の時間がほとんどない」と感じることはありませんか。
本当は少しゆっくりしたい。
好きなことをしたい。
何もせずにぼーっとしたい。
でも、自分のことは後回しになりがちです。
自分時間を増やすために、家事をもっと効率化したり、時間を細かく管理したりする方法もあります。
ただ、忙しい毎日の中では、それだけで新しい負担になってしまうことも。
今回は、今ある時間の中から、自分のために使える時間を少しずつ増やす方法を考えてみます。
「全部終わってから」をやめる
自分時間を作ろうと思ったとき、
「家事が全部終わったら休もう」
と考えてしまいがちです。
でも、家事は次から次へと出てきます。
洗濯物を片付けたら食器が残っている。
食器を洗ったら、明日の準備がある。
明日の準備が終わったら、部屋が気になる。
これでは、自分時間がいつまで経っても始まりません。
だからこそ、家事が残っていても、先に10分だけ自分の時間を取ってみる。
お茶を飲むだけでもいい。
好きな動画を見るだけでもいい。
何もしなくてもいい。
「全部終わったら」ではなく、「ここで一度休む」と決めるだけでも、自分時間を作りやすくなります。
10分でも自分時間にする
自分時間というと、1時間くらいまとまった時間をイメージするかもしれません。
もちろん、ゆっくりできる時間が取れれば理想です。
でも、忙しい時期に毎日1時間を確保するのは難しいもの。
まずは10分、15分でも十分です。
・コーヒーやお茶をゆっくり飲む
・好きな音楽を聴く
・本を少し読む
・スマホを見る
・何もせず座る
大切なのは、短い時間でも「これは自分のための時間」と決めること。
細切れの時間を全部家事に使うのではなく、少しだけ自分のために残しておきます。
「今日やらなくても困らないこと」を後回しにする
自分時間を作るには、何かを足すだけではなく、何かを後回しにすることも必要です。
たとえば、
・洗濯物をすぐにたたまない
・夜の掃除を翌日に回す
・キッチンを完璧に片付けない
・毎日の小さな整理整頓を休む
今日やらなくても困らないことなら、明日に回しても大丈夫。
家事を全部終わらせてから休もうとすると、自分時間は最後になります。
「これは明日でも大丈夫」と判断できるものを増やすことも、自分時間を守る方法です。
「ついでにこれも」を減らす
家事には、「ついでに」がたくさんあります。
洗面所に行ったついでに掃除する。
キッチンに来たついでに片付ける。
洗濯物を取り込んだついでに、全部たたんでしまう。
一つひとつは小さなことでも、積み重なるとかなりの時間になります。
もちろん、ついでにできる家事が便利なこともあります。
でも、毎回やらなくてもいいものまで「ついでに」と引き受けていないか、一度見直してみます。
「今やらなくてもいい」と思ったら、そのままにしておく。
それだけでも、自分時間につながる余白ができます。
自分時間を先に予定に入れる
「時間が余ったら自分のことをしよう」と思っていると、余った時間はほとんど家事に消えてしまいます。
そこで、自分時間を先に予定に入れてみます。
たとえば、
「子どもが寝たら30分は自分の時間」
「休日の朝、家族が起きる前に15分だけゆっくりする」
「仕事から帰ってきてからお茶を飲む時間を10分作る」
というように、最初から自分の予定として考えます。
予定といっても、きっちりスケジュール帳に書く必要はありません。
「ここは自分の時間」と決めておくだけでも、家事に使ってしまうのを防ぎやすくなります。
自分時間に「有意義」を求めすぎない
せっかく時間ができると、
「何か勉強しよう」
「美容のことをしよう」
「本を読もう」
と、有意義に使いたくなることがあります。
それももちろん自分時間です。
でも、自分時間は必ずしも何かをする時間でなくてもいいもの。
ソファでぼーっとする。
好きなものを眺める。
何も考えずにお茶を飲む。
早めに寝る。
それだけでも十分です。
「せっかく作った時間だから、何かしなくては」と考えてしまうと、休むことまで頑張ることになってしまいます。
家族に任せることを少し増やす
自分一人で家事や子どものことを抱えていると、自分時間を作るのにも限界があります。
だからといって、いきなり家事を大きく分担し直す必要はありません。
まずは小さなことから。
子どもに自分の持ち物を片付けてもらう。
家族に食器を下げてもらう。
できる家事を一つ任せる。
「自分がやったほうが早い」と思うことでも、毎回自分がやらなくてはいけないわけではありません。
少しずつ家族に任せられることが増えると、自分だけが動き続ける時間も減っていきます。
自分時間を「ご褒美」にしない
最後に、意外と大切なのがここです。
「今日頑張ったから、自分時間を取ろう」
ではなく、
「自分にも時間が必要だから、取っていい」
と考えてみます。
自分時間は、何かを頑張った人だけがもらえるご褒美ではありません。
毎日を回していくために、少し休む時間があってもいい。
好きなことをする時間があってもいい。
何もしない時間があってもいい。
そう考えると、自分時間を作ることへの罪悪感も少し軽くなります。
まとめ
自分時間を増やすために、毎日の時間を完璧に管理する必要はありません。
まずは、
・家事が全部終わるのを待たない
・10分でも自分時間にする
・今日やらなくても困らないことは後回しにする
・「ついでにこれも」を減らす
・自分時間を先に確保する
・何もしない時間も大切にする
・家族に任せることを増やす
というところから。
時間そのものを増やすことはできなくても、自分のために使える時間を少し残すことはできます。
毎日たくさんの時間を作らなくても大丈夫。
10分でも、「自分のために使った」と思える時間があれば、それだけで少し違います。
忙しい毎日の中に、自分のための余白も少し残しておきたいですね。


