夏休みが終わるころになると、少しずつ気になってくるのが「9月からの朝」。
子どもが学校へ行き、仕事も通常モードに戻ると、朝は一気に慌ただしくなります。
「夏休み中はゆっくりだったのに、急に早起きできるかな」
「朝ごはんを作って、子どもの支度を見て、自分も仕事の準備をして……」
「9月1日からいきなり通常運転は、ちょっとしんどい」
そんなふうに感じるワーママも多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、9月になってから頑張るのではなく、8月末に朝の準備を少しだけ整えておくこと。
大がかりな片付けや生活改善をする必要はありません。
「朝に迷うこと」を減らしておくだけでも、忙しい時間がぐっとラクになります。
まずは「朝に困っていること」を3つだけ書き出す
最初から朝のすべてを見直そうとすると、かえって面倒になってしまいます。
そこで、今の朝を思い出してみましょう。
例えば、
- 子どもの服がなかなか決まらない
- 朝ごはんのメニューに毎日悩む
- 鍵やハンカチなどを探している
- 自分の服選びに時間がかかる
- 水筒の準備を忘れやすい
- 出発直前にプリントや持ち物を確認している
など。
「これさえなければ、もう少しラクなのに」と思うことを3つだけ挙げてみます。
全部解決しなくても大丈夫。
まずは、朝に繰り返している小さな面倒を見つけることから始めます。
服は「朝選ばない」仕組みにしておく
9月になると、夏服だけでは少し肌寒く感じる日も出てきます。
だからこそ、8月末のうちに通勤服や子どもの服を一度確認しておくと安心です。
例えば、
「トップスはこれ」
「ボトムスはこれ」
「朝晩が涼しい日は羽織りもの」
というように、いくつか組み合わせを作っておきます。
すべてのコーディネートを決める必要はありません。
迷ったときに手に取れる服を2~3パターン作っておくだけでも十分です。
特に仕事のある日は、「今日は何を着よう?」という小さな判断が朝に増えるほど、時間も気力も消耗します。
前日の夜に決めておく方法もありますが、毎日続けるのが負担なら、まずは「困ったときの定番」を作っておくのがおすすめです。
朝ごはんは「考えない日」を作る
毎朝違う朝食を用意しようとすると、それだけで負担になります。
9月からは、
- ごはん+卵+味噌汁
- パン+ヨーグルト+果物
- おにぎり+具だくさんスープ
など、いくつかのパターンを決めておくとラクです。
もちろん、毎日同じでも問題ありません。
大切なのは、栄養バランスを完璧にすることより、忙しい朝に「何を作ろう?」と考える時間を減らすこと。
前日の夕食を少し多めに作って、朝に回すのも立派な時短です。
「持って出るもの」の定位置を決める
朝の時間を奪う大きな原因のひとつが、「どこに置いた?」です。
鍵、財布、スマートフォン、社員証、水筒、子どもの学校用品など。
それぞれがバラバラの場所にあると、出発前に探すことになります。
そこで、玄関近くや決まった場所に「出発セット」の置き場を作ります。
例えば、
大人
- 鍵
- 財布
- 社員証
- ハンカチ
子ども
- 学校バッグ
- 水筒
- 帽子
- ハンカチ・ティッシュ
というように、よく持ち出すものをまとめておきます。
「片付ける場所」と「朝に持っていく場所」を同じにするのもポイント。
戻ってきたらそこへ置く、出かけるときにそこから持つ。
この流れができると、探し物が減っていきます。
水筒やお弁当は「前日にできるところまで」
朝にすべてを完成させようとすると、時間が足りなくなります。
水筒を洗って乾かしておく。
お弁当箱を出しておく。
必要な食材を冷蔵庫の取り出しやすい場所にまとめておく。
翌朝使うものをキッチンの一角に置いておく。
これだけでも、朝の動作がスムーズになります。
ポイントは、前日に全部やろうとしないこと。
「朝やることを1つ減らす」というくらいの感覚で十分です。
子どもの準備は「声かけ」より「見える化」
9月の朝は、子ども自身も夏休みモードから切り替えていく時期。
「早くして!」
「準備した?」
「忘れ物ない?」
と何度も声をかけるより、本人が確認できる仕組みを作っておく方法もあります。
例えば、
- 着替える
- 朝ごはんを食べる
- 歯みがき
- 学校の荷物を持つ
- 水筒を持つ
- 靴を履く
というように、朝の流れを簡単に見えるようにしておきます。
年齢によっては、文字よりイラストや写真のほうが分かりやすいこともあります。
親が全部指示するのではなく、「次は何だっけ?」と本人が確認できる状態を作っておくと、少しずつ自分で動きやすくなります。
9月1日に「完璧な朝」を目指さない
ここは意外と大切です。
8月末に準備をしたからといって、9月の朝が突然スムーズになるとは限りません。
久しぶりの登校で子どもが時間をかけたり、仕事のほうでも予定が重なったり。
思ったようにいかない日もあります。
だから、
「9月からは毎朝余裕を持つ!」
と目標を高く設定するより、
「昨日より5分ラクだったらOK」
くらいに考えてみましょう。
朝食を簡単にした。
服を迷わなかった。
鍵を探さなかった。
子どもが自分で一つ準備できた。
そんな小さな変化でも、毎日続けば大きな違いになります。
8月末にやるのは「生活を変えること」ではなく「迷いを減らすこと」
9月を気持ちよくスタートするために、8月末から早起きを頑張ったり、家事を完璧に整えたりする必要はありません。
まずは、
「朝、何に時間を取られている?」
と考えてみる。
そして、
- 服を選ぶ時間を減らす
- 朝食をパターン化する
- 持ち物の定位置を決める
- 前日に一つだけ準備する
- 子どもの朝の流れを見える化する
など、できそうなところを一つ選びます。
忙しいワーママにとって、朝の余裕は「早起き」だけで作るものではありません。
迷うこと、探すこと、考えることを少し減らす。
それだけでも、朝は変わります。
夏休みが終わる前に、まずは一つだけ。
9月の自分が少しラクになる準備を、今のうちに始めてみませんか?


